全国唯一の飛び地自治体、和歌山県北山村が、村営ブログ「村ぶろ」を21日に本格オープンする。人口516人(5月31日現在)の山村だが、ネット上の仮想村民を募ったところ、登録者数は10倍を突破。過疎の村は文明の利器でにぎわいとつながりを取り戻しそうな勢いだ。
同村は面積約48平方キロの97%を山林が占める過疎地。136年前の廃藩置県の際に和歌山県残留を選び、三重県と奈良県に挟まれた飛び地になった。
これまでにも特産のかんきつ類「ジャバラ」などの直販用サイトが好評で、売り上げを伸ばしていたが、さらに、田舎暮らしに関心を持つ人を呼び込んで活性化しようと計画。今年3月末、「熊野地域グルメ探検」「いかだ下り船頭日記」「アユ釣り日記」など、さまざまなブログを集めたポータルサイト(アクセスする際の玄関口にあたるホームページ)を仮オープンした。宅配業者との提携で特産物の格安配送などの特典もある「村人(むらびと)」と呼ばれる仮想村民は17日までに約5900人に。
村によると、自治体が運営するブログポータルサイトは全国初。村観光産業課は「田舎ならではの情報を発信し、村のファンづくりにつなげたい」と話している。
MSN毎日インタラクティブ村ぶろ